都医学研セミナー
双極性障害の脳病態解明の現状と展望
演者
加藤 忠史
理化学研究所 脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チーム シニア・チームリーダー
理化学研究所 脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チーム シニア・チームリーダー
会場
(財)東京都医学総合研究所 2階講堂
日時
平成24年2月13日(月)16:00
講演要旨
双極性障害では、ゲノムワイド関連研究により、Ca2+輸送関連遺伝子との関連が指摘され、脳画像研究では前部帯状回等の体積減少が報告された。また、気分安定薬であるリチウムの神経保護作用が注目されている。我々は、磁気共鳴スペクトロスコピーにより脳エネルギー代謝異常所見を見出したことを契機に、双極性障害のミトコンドリア機能障害仮説を提唱し、ミトコンドリアDNA合成酵素の神経特異的変異マウスが気分障害様の表現型を呈することを報告した。これらの所見を元に、我々は双極性障害が気分を制御する神経系の機能障害によると考え、責任病変の同定を目指して検討を進めている。
世話人
糸川昌成 参事研究員(統合失調症・うつ病プロジェクト)
参加自由
詳細は下記問合せ先まで
お問い合わせ
(財)東京都医学総合研究所 研究推進課 普及広報係
電話(03)5316-3109
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