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学術集会活動等 2016

「典型像と非典型像-隠れた本質を見抜く」第57回日本神経病理学会総会学術研究会シンポジウム2

所属・氏名 認知症・高次機能研究分野 脳病理形態研究室・内原俊記
日時 平成28年6月3日
場所 ホテルニューキャッスル 3階 麗峰の間 (弘前市上鞘師町24−1)
講演者 座長:内原 俊記(企画者)、若林 孝一(学会長)
  1. ALSと前頭側頭葉変性症:愛知医大 加齢医科学研究所 吉田眞理
  2. レヴィー小体病 混沌の中の秩序:東京都医学総合研究所 脳病理形態研究室 内原 俊記
  3. 臨床病理学的にみたアルツハイマー病の多様性:福島医大会津医療センター精神医学 川勝忍他
  4. 孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病:異端の道化師:愛知医大 加齢医科学研究所 岩崎 靖
参加人数 会場座席数:700席
参加費 一般 15000円、大学院生 8000円、学部学生 無料
申込締切 当日参加可能
URL http://www.procomu.jp/jsnp2016/index.html
概要 昨今、多様な神経変性疾患の病変進展過程を、疾患関連蛋白の”プリオン様伝播”になぞらえて一様に説明しようとする立場があるが、ヒト神経疾患の各々の特徴や多様性までは説明し難い。疾患関連蛋白が様々な部位に特異的病変を形成し、呈する臨床症状が様々であっても、典型像と非典型像に共通するパターンや中核となる「隠れた本質」があることを想定する。
本シンポジウムでは、蛋白や分子に還元し難いこうした側面を明確にするために、各々の疾患の臨床像と病理像を両面から比較してきたエキスパートにお願いし、1)疾患の典型像と非典型像を概観し、2)両者に共通する「隠れた本質」を炙り出すことを企画した。さらに疾患相互の違いもとらえて、診断や治療に反映できる枠組みを臨床病理像から考え直す手がかりとしたい。
本年の学術研究会で掲げられたテーマ「神経学の原点としての神経病理学」をこうして具体化し、臨床現場で役立つツールとして発信することをめざす。
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