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開催報告

第14回都医学研国際シンポジウム(6/30~7/1実施)

「IGAKUKEN Summit for Japan and Korea Science Leaders 2016」

ゲノム医科学研究分野 分野長芝崎 太

6月30日(木)と7月1日(金)の2日間にかけて、第14回都医学研国際シンポジウムを開催しました。一昨年、韓国で行われた延世大学と医学研の国際シンポジウムが好評を博し、次回は日本で行うべく昨年企画しましたが、韓国でのコロナウイルスMARSの発生に伴い延期となり、今年の開催になった経緯があります。

今回のシンポジウムは日韓国交正常化51周年を記念し、「日韓サイエンスリーダーによる医学研サミット」として位置づけ、これまでに研究交流覚え書きを締結した韓国の延世大学、高麗大学に加え、ソウル国立大学、江原大学の主要4大学から22名のトップクラスの研究者を招待し、活発な討論や意見交換が行われました。蛋白分解、脳機能、感染症、再生医療、診断、治療を含む8つのセッションに、医学研の発表者を含めた39演題の口頭発表に加え、26題のポスター発表が行われました。

今回、韓国の主要大学、しかも各分野のトップサイエンティストを22名も招待した国際シンポジウムは非常にまれであり、医学研の研究者にとっても専門分野だけではなく幅広い最近の研究動向をつかめたことは大変意義があったと言えます。

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