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編集後記

編集後記

この夏も様々なスポーツの世界大会が開かれました。2020年の東京オリンピックに向けて、柔道やバドミントンを始めとする各競技で、日本選手の大活躍が目立ちました。しかし、自然科学に目を転じると、中国からの論文がこの10年で著増する一方、日本からはむしろ減少気味です。

本号では、脳機能再建プロジェクトの研究を特集しています。このプロジェクトは、脊髄損傷の動物モデルや患者さんの脳と脊髄をコンピューターで接続することにより、これまで動かなかった筋肉を動かすという画期的な研究を行なっています。

少子高齢化が進む中、今まで以上に質の高い研究を日本から発信することが求められています。当研究所も、明るい未来の一助となればという思いで日々研究しており、都医学研ニュースでその成果を分かり易くお届けしていきます。

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