HOME > 広報活動 > シンポジウム > 第7回 都医学研シンポジウム
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世界の認知症患者は3,000万人以上であり、人口の高齢化に伴い、2050年にはその3倍に増えると予測されている。アルツハイマー病をはじめとする変性性認知症については、近年の分子遺伝学の進展により原因分子が明らかとなってきた一方、その原因分子(特にAβ)を標的とした臨床試験はことごとく失敗におわっているのが現状であり、いまだ有効な根本的な治療法、治療薬は開発されていない。またその一方、アルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症など、それぞれの疾患で、病気の進行と深く関わっている異常蛋白質病変が明らかになり、その広がるメカニズムに関して全く新しいプリオン様伝播の概念が構築されつつある。さらに異常蛋白質を可視化するイメージングプローブが開発され、診断技術については大きく進歩しつつある。認知症研究の最前線で活躍する研究者に、様々な認知症の種類、症状との関係、新規モデル細胞、動物の構築、診断技術の進歩、薬剤開発の現状について提示して頂き、その未来について議論したい。
東京都医学総合研究所では、研究者や医療従事者等を対象に、最先端の研究の状況や今日的課題をテーマとしたシンポジウムを毎年開催する予定です。
日時 | 平成29年11月17日(木曜日)13時15分から16時30分 開場 12時45分 |
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場所 |
御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホールWEST JR・東京メトロ 御茶ノ水駅より徒歩数分 |
オーガナイザー 予定演者 |
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申込方法 |
事前申込:E-mail又は往復はがきによる事前申込制です。
※ なお、お申し込みは先着順で、定員になり次第締め切らせていただきますので御了承ください。 |
定員 | 120名 |
参加費 | 無料 ※都医学研シンポジウムは研究者や医療従事者等を対象としており、講演が専門的な内容となります。 |
連絡先 |
(公財)東京都医学総合研究所 電話 03-5316-3109(直通) E-mail:symp |