田中啓二所長、
2011年(第16回)慶應医学賞を受賞し、授賞式及び受賞記念講演会が実施されました。
田中啓二所長が第16回慶應医学賞を受賞し、12月6日、慶應義塾大学信濃町キャンパス 北里講堂において授賞式及び受賞記念講演会が行われました。
田中所長の受賞研究課題は「蛋白質分解酵素複合体プロテアソームの発見と作動機構の解明」です。生命現象を支える中心的機能性分子である蛋白質は、あらかじめ定められた秩序に従って細胞内で合成され、一定時間の後に速やかに分解されます。従来の蛋白研究の主力はその合成系でしたが、現在では合成・分解のいずれが破綻しても生命現象には重大な支障が生じることがわかっています。田中所長は、蛋白質分解機構の重要性にいち早く注目し、細胞内の不要な蛋白質を選択的に分解するATP依存性の蛋白質分解酵素を発見し、プロテアソームと命名し、プロテアソームの構造・機能・病態生理に関する先駆的な研究を行っています。
授賞式では、清家篤慶應義塾長より、記念のメダル等を授与されました。その後、城井崇文部科学大臣政務官、ジョン・V・ルース駐日米国大使から祝辞が述べられました。
引き続き行われた受賞記念講演会では、「巨大で複雑なタンパク質分解装置“プロテアソーム”の作動機構と病態生理学」というテーマで、受賞対象となった業績についての講演を行いました。
(撮影:井上 悟)
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慶應医学賞とは―
世界の医学・生命科学の領域において、医学を中心とした諸科学の発展に寄与する顕著、かつ創造的な研究業績をあげ、今後さらなる活躍が期待される研究者に対し、慶應義塾が顕彰するものです。学内外の審査委員により、受賞者が決定されます。
【慶應医学賞HP】



