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論文
- タイトル
- 【老年期精神・神経疾患の長期経過】前頭側頭葉変性症の長期経過・予後
- タイトル(英)
- 参照URL
- https://researchmap.jp/Ito_K/published_papers/49141341
- 著者
- 河上 緒,品川 俊一郎
- 著者(英)
- 担当区分
- 概要
- 前頭側頭葉変性症(FTLD)は元来ピック病と呼ばれた病態であり,前頭葉と側頭葉における限局性脳萎縮を本態とする一群の変性疾患である.若年性に発症し,多彩な行動変容や言語症状が症状の主体であることから,統合失調症などの精神疾患との誤診も多く,診断がついた場合においても精神科での薬物療法や入院治療が余儀なくされることも多い.そのため,疾患の自然史や長期予後は必ずしも明らかではない.近年の神経病理学的・分子遺伝学的研究の進歩により,生物学的背景の多様性が明らかになりつつある一方で,根本的な治療薬はいまだ存在せず,非薬物的な介入がケアの主体となる.疾患群に含まれる背景病理像によって長期経過や予後が異なることが想定されるため,病態のさらなる啓発を行い,神経画像やバイオマーカーを含めた,背景病理を予測した診断精度を上げ,療養環境の整備を行うこと,そしてブレインバンクなどを利用して剖検の割合を高めることが重要である.それによって背景病理別の自然史の経時的な追跡や長期予後の研究が可能となる.(著者抄録)
- 概要(英)
- 出版者・発行元
- (株)ワールドプランニング
- 出版者・発行元(英)
- 誌名
- 老年精神医学雑誌
- 誌名(英)
- 巻
- 35
- 号
- 8
- 開始ページ
- 808
- 終了ページ
- 815
- 出版年月
- 2024年8月
- 査読の有無
- 招待の有無
- 掲載種別
- ISSN
- 0915-6305
- DOI URL
- 共同研究・競争的資金等の研究課題
研究者
河上 緒
(カワカミ イト)