公益財団法人 東京都医学総合研究所 蛋白質代謝プロジェクト

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研究内容

細胞内の全ての蛋白質は、千差万別の寿命をもってダイナミックにターンオーバーしており、生物はこの新陳代謝を通して細胞内を浄化すると共に細胞活動を健全に維持している。この代謝回転の中核を担う蛋白質分解は、多様な生体反応を迅速に、順序立って不可逆的に進める手段として様々な生命現象に不可欠な役割を果たしている。われわれは生命科学史上最も巨大で複雑な蛋白質分解装置であるプロテアソーム(真核生物のATP依存性プロテアーゼ複合体)とそのパートナーであるユビキチン(分解シグナルとして働く翻訳後修飾分子)の動態と作動機構について、分子から個体レベルまで多面的に研究を進めている。高齢化社会を迎えた今日、ユビキチン・プロテアソームシステムの破綻に伴って発症する疾病(癌や神経変性疾患等)が急増しており、その生理と病態に関する研究の重要性は拡大の一途を辿っている。本研究は生命の謎に迫るという学術的重要性のみならず、健康科学の発展に大きく寄与するという波及効果が期待できる。

研究テーマ

プロテアソームに関する研究

ユビキチンに関する研究