室長

長谷川 成人Hasegawa Masato

病理、病理学という言葉を調べると、病気の原因や発症機序を組織学、解剖学的に解明する学問とあります。私達は主に神経変性疾患の病理を分子のレベルで研究することでその病態形成機序を解明することを目的としています。原因不明の変性疾患も原因遺伝子や原因タンパク質が明らかになり、その構造までもが解かれる時代となりました。神経変性疾患の研究をより推進すると共に、プロジェクト研究の支援や都立病院等との連携研究支援を充実させていきたいと思います。

副参事研究員

河上 緒Kawakami Ito

前頭側頭型認知症をはじめとする神経変性疾患を対象に、変性蛋白の蓄積・進展に関連した分子・臨床神経病理研究を行っています。都立病院に勤務していた経験を活かし、都立病院との連携を促進し、さらに国内外の研究者の方々に、広く医学研の貴重な脳試料を研究活用して頂けるよう共同研究等を通してサポートを行いたいと思っております。

コウケン

関 絵里香Seki Erika

学生の頃から動物実験や標本作製に携わり、かれこれ20年ほど経ちます。医学研に就職してからは、病理解剖の脳病理標本の作製とその管理に従事してきました。人の大脳両球の水平断標本のような大型の標本を作製できます。

関山 一成Sekiyama Kazunari

学生の時、病気の発症や進行メカニズムに興味を持ち実験動物講座に所属しました。これまで疾患モデル動物を用い、主に病理組織学的な手法で病態の解析を行なってきました。獣医師として専門性を活かし皆様の研究をサポートしていきたいです。
ぜひ分子病理・ヒストロジー解析室をお訪ねください。

小島 利香Kojima Rika

カラフルな染色標本を見るのが楽しくて病理の授業が大好きでした。今こうして病理の仕事ができてとても充実しています。一つ一つの仕事を大切にして、丁寧に取り組みたいと思っています。皆様の研究のお役に立てるよう日々精進してまいります。

井口 義信Iguchi Yoshinobu

薄切が難しい「クセの強い」サンプルを、原因を推測しながら、なんとかモノにするのが楽しいです。逆に、フツーに切れるサンプルは、あまり面白くないという歪んだ(?)嗜好を持っています。

近藤 ひろみKondo Hiromi

学生実習で初めて体験した解剖助手、病理の魅力を感じました。

デンケン

遠藤 堅太郎Endo Kentaro

大学の課外演習がきっかけで電顕に興味が湧きました。まだ学部生なのに教授がマンツーマンで見てくれるなんてサイコーかよ!感動して思わず上げた声は
「おー、ミトコンが教科書通りに見える!笑」みなさんも超微形態の美しさに惚れませんか??

三上 恭平Mikami Kyohei

ただの動物好きだった私は学生時代の講義で「脳の形態を見れば、その動物がどういう生活をしているかがわかる」という言葉に感銘を受け、組織を見なければならないと強く思うようになりました。そしてミクロの世界を突き詰めた結果、電子顕微鏡に辿り着きました。私たちといっしょにミクロの世界を体験しましょう。

河上 江美子Kawakami Emiko

ゴミなし・シワなし切片を作ることをめざしています。良い電顕写真が撮れた時は心がウキウキです。電顕室のトビラを開けて気軽に声をかけて下さい!

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