平成30年4月26日
旧臨床研副所長、細胞生物学研究部(当研究室の前身)部長であった、矢原一郎先生が訪問され、ご自身の最近のepigenomeと進化についてのモデルについて紹介してくださりました。epigenomic adaptationがやがてgeneticに固定され、安定なphenotypeへと変化してゆくという大変興味深いお話しでした。わたしたちも、大腸菌におけるadaptive mutation theoryに、以前から複製メカニズムの観点から興味をもっており、この過程に、生物に備わっている多様な複製様式が関与するのではないかというモデルを立てており、現在検証中です。