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田中卓研究員の論文がbioRxivに公開されました

2025年9月2日

田中卓研究員の論文

dif-XerCD is required for chromosome segregation during cSDR-dependent growth in E. coli

が bioRxivにポストされました。

この論文では、大腸菌のSDR(安定DNA複製; DnaA-oriCに依存しない複製システム)に依存した増殖には、Dif-XerC/Dシステムが要求されることを示しました。Dif-XerC/D系は、複製の結果生じるdimerをmonomerへのresolutionなどに要求される部位特異的組換えシステムです。

論文は現在査読中です。

bioRxivのリンクは下記です。

https://www.biorxiv.org/cgi/content/short/2025.09.02.673814v1

 

Yang博士の論文がbioRxivに公開されました

2025年8月21日

Yang君の論文

Phosphorylation of Claspin by elF2alpha kinase protects cells from heat stress

が bioRxivにポストされました。

この論文では、熱ショックが、Claspinを介してDNA複製チェックポイントを活性化すること、またその時、Integrative Stress Reponse経路に依存すること、さらに、ISRで必須の役割を果たすeIF2alpha kinaseであるGCN2, HIRがClaspinのC末をリン酸化することが必須であることを示し、さらにそのリン酸化の役割を明らかにしました。現在査読中です。

bioRxivのリンクは下記です。

https://www.biorxiv.org/cgi/content/short/2025.08.21.670878v1

 

G4-G4結合タンパク質相互作用に関する共同研究を発表しました

2025年7月7日

東京農工大の棚谷優磨君、寺正行先生との共同研究がChem Commun誌に発表されました。

この論文では、G4とG4結合タンパク質の結合にG4リガンドの影響を測定するサンドウィッチエライザアッセイ(sandwich ELISA system)を開発しました。

Tanaya Y, Sashida M, Masai H, Sasanuma H, Miura D, Asano R, Nagasawa K, Tera M. Evaluation of the effects of G4 ligands on the interaction between G-quadruplexes and their binding proteins. Chem Commun (Camb). 2025 Jul 7. doi: 10.1039/d5cc02801a. Epub ahead of print. PMID: 40620101.

論文のサイトはここ。

山越陽子先生との共同研究を報告しました

2025年2月4日

ETH Zürichの山越陽子先生との共同研究を、ACS Pharmacol Transl Sci誌に発表しました。

LDLは脂質運搬の主成分であり、動脈硬化の主要因となる。その性質を利用し、プラーク部位の選択的検出を目的としたLDLベースのMRIコントラスト剤(nLDLとsLDL)を開発。実験では、動脈硬化モデルマウスや細胞実験を通じ、LDL修飾剤がマクロファージによる取り込みを介して動脈硬化プラーク検出を促進することを示した。特にsLDLはGd(III)-キレート分子の高い搭載能力を有し、動脈硬化の早期診断に有望なツールである可能性が示唆された。

Fracassi A, Qiao H, Lowell AN, Cao J, Bode JW, Masai H, Yoshizawa-Sugata N, Zhou R, Yamakoshi Y. Natural and Synthetic LDL-Based Imaging Probes for the Detection of Atherosclerotic Plaques. ACS Pharmacol Transl Sci. 2025 Feb 4;8(2):578-591. doi: 10.1021/acsptsci.4c00667. PMID: 39974638; PMCID: PMC11833727.

 

論文はここから。

井口研究員、宮武客員研究員の論文がGenes to Cells にアクセプトされました

2024年9月27日

井口研究員、宮武客員研究員によるGATA3変異マウスに関する論文がGenes to Cellsにアクセプトされました。

Title: Loss of a single Zn finger, but not that of two Zn fingers, of GATA3 drives skin inflammation

Authors: Iguchi, Tomohiro; Toma-Hirano, Makiko; Takanashi, Masakatsu; Masai, Hisao; Miyatake, Shoichiro

本論文では、GATA3 single Zn-fingerの欠損マウスは、既知の2個のZn-fingerを欠損するマウスとは異なり、皮膚炎症の症状を呈することを初めて示しました。

 

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