研究紹介
お知らせ
-
2024.08.24
遠藤研究員のエンドソームストレスに関する総説が BioEssays 誌 に掲載されました。
-
2024.08.22
名古屋市立大との共同研究で行っていた糖鎖認識ユビキチンリガーゼの糖鎖認識機構について FEBS Letters 誌 に掲載されました。
-
2024.08.08
糖鎖認識ユビキチンリガーゼによる新規ユビキチン化機構について Molecular Cell 誌に掲載されました。
-
2024.07.30
-
2024. 04.01
土屋研究員が順天堂大学医学部生理学第二講座の准教授として異動いたしました。
Topics
2024年8月8日
蛋白質代謝研究室の吉田雪子室長・田中啓二理事長らは、「糖タンパク質の新規ユビキチン化機構の発見〜糖を介した転写因子のユビキチン化〜」について Molecular Cell に発表しました。
Welcome!
研究概要
蛋白質代謝異常による疾患発症機構の解明と制御
ユビキチン・プロテアソーム系は細胞内で不要となった蛋白質を選択的に分解するシステムで、私たちの身体の維持に必須の役割を果たしています。このシステムの異常は、がんや神経変性疾患、老化などを引き起こすと考えられており、現在、こうした仕組みに着目した薬剤開発が世界的に行われています。
当研究室では、特に糖蛋白質の代謝異常により引き起こされる疾患の発症に深く関わる「糖鎖を認識するユビキチンリガーゼ」に着目し、細胞から個体レベルまでの包括的な研究を通じて創薬研究を展開します。さらに、細胞ストレス下におけるユビキチンリガーゼやプロテアソームの動態や機能の解析を行います。