プロジェクトについて

音を聞くことに障害をもつ新生児は約1,000人に一人の割合で生まれてきます。また、中高齢者の聴力の低下は、認知症、うつ病などを発症する要因となることも知られています。難聴の原因は騒音や加齢など様々ですが、患者さんの半数は遺伝子の異常によって発症します。私たちのプロジェクトでは難聴の原因となる遺伝子を発見し、モデルマウスを用いてその役割を明らかにすることによって難聴の新たな予防法、治療法を開発するための基礎データを蓄積します。


お知らせ

2022年11月
メンバーに毛 霆(Mao Ting)さんとOrnjira Prakhongcheepさんが加わりました。

2022年9月
日本産野生マウスの遺伝的背景に存在する2つの加齢性難聴抵抗性遺伝子座を同定した安田さんの論文がBiomedicines誌に掲載されました。

2022年5月
近交系マウスの亜系統間マッピングシステムを確立した研修生の三浦さんの論文がExperimental Animals誌に掲載されました。

2022年4月
メンバーに髙橋あいさんが加わりました。

2022年3月
・研修生の三浦さんが医学博士(新潟大学)の学位を取得しました。

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