「カルパイン」という蛋白質切断酵素は、筋肉や胃腸など健康な生活を支える重要な臓器がきちんと機能するように、縁の下の力持ちとして働いています。カルパインがうまく働かないと正常に発生できなかったり、筋ジストロフィーや胃疾患など様々な疾患が生じてしまうため、カルパインが働く仕組みの解明が待ち望まれています。私たちのプロジェクトでは、マウスモデルを用いてカルパインの生理機能の解明を目指し、カルパイン不全で生じる疾患の発症機構を明らかにして予防・治療法の方向性の確立を目指します。
<トピックス>
(0): 薬剤開発とカルパイン研究-挑戦と可能性-
(1): カルパイン3は分解後、合体して活性化!?
(2): カルパインなのにNa+で活性化される!?
(3): 筋細胞の中を動き回るカルパイン3
(4): 胃を守るG-カルパインはカルパイン8と9の合体
(5): カルパインは蛋白質のどこを切る?
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