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病院等連携支援センター

当研究所は、従前の3つの研究所を統合して平成23年(2011)に発足しましたが、既存の各分野を超えた研究が本格化していく中で、研究の企画立案から医療機関との連携協力、成果の実用化に至るまでの各段階において、個々の研究者を包括的・組織的に支援できるよう、平成26年(2014)4月に連携推進室および神経病理解析室からなる病院等連携支援センターを設置しました。

連携推進室

連携推進室では、研究成果の実用化に向けた専門的支援に加えて、臨床医療の現場である都立病院等との連携および共同研究等の窓口を担うとともに、人を対象とする研究倫理の遵守を図るための諸活動(人対象研究倫理委員会事務局の運営等)を実施しています。

なお、研究成果の実用化に向けた専門的支援は、特許等の取扱いと密接に関わるものであることから、知的財産活用センターと連携しながら実施しています。

分子病理・ヒストロジー解析室

分子病理・ヒストロジー解析室では、都医学研のプロジェクト研究、病院等連携研究の病理、組織化学、生化学的な解析などの支援を行っています。医学研では、ヒトを対象とした神経病理解析室と実験動物を対象としたヒストロジー支援室を設置していましたが、研究の発展に伴う実験動物の大型化や、より小さな生体から組織標本を作製するニーズに対応するために、2022年12月にこれら2つの支援室を統合し、細胞からヒトまでを組織化学的に解析できる「分子病理・ヒストロジー解析室」として統合し研究支援力の強化を図りました。

研究の多様化や専門化、解析技術の進歩、高度化に伴い、支援体制やその業務、役割は進化していきます。研究者に寄り添い、質の高い技術支援を提供できるように努力します。