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オンライン開催
2020年度 第1回 都医学研都民講座
吉川 欣亮
難聴は新生児1,000人に1人と高い頻度で発症し、遺伝的な素因が大きく関係する病気です。しかし、遺伝的な影響に加え、私たちのまわりの環境に存在する聴力に対する様々な危険因子の影響によって、正常な聴力をもって生まれた人でも音の聞こえが低下します。今回は、私たちを含めた研究グループの実験データからわかってきた聴力の低下に影響を与える様々な要因について話をさせて頂き、聞こえの低下の予防策について考えていきたいと思います。
藤岡 正人
難聴は65歳以上の3割が罹患する超高齢社会・日本のいわば「国民病」であり、認知症発症のリスク因子でもあります。ヒトを含むほ乳類は、聞こえのセンサーである「内耳」で、周囲の音を神経活動に変換していますが、加齢をはじめとした多くの原因でこの内耳の機能は徐々に低下します。我々の研究チームでは、耳の奥深く(脳の真下)で起こっているこの現象を、iPS細胞を使った最新の技術で再現し、注意深く観察し、多くの候補薬をためすことで、聞こえの低下を防ぐクスリを探しています。今回の都民講座では、具体的な例をわかりやすくお話しすることで、難聴治療の最先端と近未来についてご紹介してまいります。
日時 | 2020年9月18日(金)午後2時半~4時 (開場午後2時) |
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場所 | オンライン(Zoom) |
定員 | 500名様 (先着順) |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 電子メールにて受け付けます。※ 先着順(締切日必着)
※ なお、無効となる場合がありますので、記入漏れのないようにご注意ください。 |
申込先 |
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申込締切 | |
参加条件 | 本イベントはウェブ会議システム「Zoom」を使用します。 事前に「Zoom」の「ミーティングテスト(https://zoom.us/test)」ページにて、アプリのダウンロードと音声の送受信が可能であることをご確認ください。 ※Zoomが利用できるパソコン等(必須)・ヘッドセット等(任意)は各自でご用意ください。アプリのダウンロードやパソコン等の設定については弊所ではご案内できませんので、各自でご準備をお願いいたします。 |
注意事項 |
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お問合せ | 事務局 研究推進課 普及広報係 TEL.03-5316-3109(平日 午前9時〜午後5時) |
主催 | 公益財団法人 東京都医学総合研究所 |