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臨床研究セミナー

「臨床研究セミナー」を開催しました(H31/1/18)

6月27日(木曜日)、当研究所は、都立多摩総合医療センターと共同で、多摩キャンパス内の医師等を対象に、「臨床研究セミナー」を開催しました。

当日は、多摩総合医療センターの近藤泰児院長から御挨拶をいただいた後、当研究所の糸川昌成副所長が、統合失調症の遺伝子研究で新しい治療法を発見し、その研究成果を臨床に還元するために都立松沢病院で実施した医師主導治験について報告しました。

次に、当研究所知的財産活用センターの青木一正副センター長が、都立病院等における研究成果の実用化に必要な取組と産学公連携に関して、当研究所が行う病院への支援について紹介しました。

また、今年度から、多摩総合医療センターが、がんゲノム医療連携病院に指定されたことから、当研究所ゲノム医学研究センター(仮称)開設準備担当の川路英哉副参事研究員が、「遺伝子発現を調節するゲノム領域の解明とゲノム解析臨床活用への展望」と題して、臨床におけるゲノム科学の活用例とその展望等についてお話しました。

それぞれの発表に対して質疑が行われ、参加者からは、臨床医がどのように研究に取り組めるのか具体像が分かる内容だった等の感想をいただきました。

当研究所では、引き続き、各病院等との連携を推進する活動に取り組んでまいります。


写真:上から、萩野医長(センター・血液内科)報告の様子、池田分野長(医学総合研究所)報告の様子

写真:左(上)から、萩野医長(センター・血液内科)報告の様子、池田分野長(医学総合研究所)報告の様子