− この都民講座は終了しました。 −
※ 新型コロナウイルス感染状況等により、開催を中止する場合がございます。
その際は当ページにてお知らせいたします。
オンライン開催
2021年度 第2回 都医学研都民講座
古屋 晋一
音楽家の多くは、幼少期から膨大な練習を経て、卓越したスキルを獲得しています。その背後にある脳神経系や筋骨格系の適応について、これまで数多くの研究が行われてきました。しかし、アスリートとは異なり、何歳になっても演奏活動を続けることが可能である音楽家が、生涯にわたりスキルを伸ばし続けるために必要なトレーニングは未解明です。さらに、その過程で局所性ジストニアをはじめとする疾患を発症し得ることも知られていますが、その機序や完治に至る治療法も確立されていません。本講演は、音楽家が生涯スキルの限界を突破し続ける手段として、脳と身体の動作原理やロボティクスに基づいたトレーニングとその効果について紹介します。
田添 歳樹
脳卒中や脊髄損傷に陥ると、身体麻痺を引き起こし長期間のリハビリが必要となります。リハビリでは、動きづらくなった手足で反復運動を行って少しずつ元の運動機能を取り戻していきますが、重度の麻痺ではそもそもリハビリの“きっかけ”となる運動を行うことがとても困難になります。本講演では、この身体運動麻痺の限界を“人工神経接続”という新しい技術を用いて突破することで、脊髄損傷者が自身の意思で麻痺のある両足で運動を行いリハビリを実践していく新たな試みを紹介します。
日時 | 2021年6月5日(土曜日)14:30~16:00 |
---|---|
場所 | オンライン(Zoom) |
定員 | 500名様(先着順) |
参加費 | 無料 |
参加条件 | 本イベントはウェブ会議システム「Zoom」を使用します。 事前に「Zoom」の「ミーティングテスト(https://zoom.us/test )」ページにて、アプリのダウンロードと音声の送受信が可能であることをご確認ください。 ※Zoomが利用できるパソコン等(必須)・ヘッドセット等(任意)は各自でご用意ください。 |
申込方法 | Zoomの登録フォームから事前登録を行ってください。 こちらへ 【登録フォーム】 登録後、確認メールが自動送信されます。確認メールには視聴用URL・注意事項等が記載されていますので、必ず内容をご確認ください。確認メールは「no-reply@zoom.us」から送信されますので、メールを受信できるよう事前に受信設定をご確認ください。 ※ 確認メールが届かない場合は、お手数ですが下記の問合先までお問い合わせください。 ※ お申し込み1件につき、1つの端末(パソコン・タブレット・スマートフォン 等)をご使用ください。 |
申込締切 | 2021年5月31日(月曜日) |
注意事項 |
|
お問合せ | 事務局 研究推進課 普及広報係 TEL:03-5316-3109(平日 午前9時〜午後5時) E-mail:tomin@igakuken.or.jp |
主催 | 公益財団法人 東京都医学総合研究所 |