都医学研の新型コロナウイルスに関する研究

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新型コロナ対策特別チームの取組に関する総括報告書(2023年5月2日)

新型コロナ対策特別チーム

新型コロナ対策特別チーム(2020年5月20日)

新型コロナウイルス感染対策を目的とした特別チームを、都医学研は5月20日に発足しました。特別チームは、研究者、事務局、支援部門が3グループ、9班で編成されています。


開発研究グループ
ワクチン
開発班
リーダー 安井文彦 副参事研究員 構成員 感染制御プロジェクト所属職員
抗体検査班 リーダー 小原道法 特任研究員
構成員
感染制御プロジェクト所属職員
糸川昌成 副所長(患者同意関係)
宮下光弘 研究員(患者同意関係)
関連研究班 リーダー 齊藤実 副所長
構成員
正井久雄 所長(遺伝研との共同研究)
提案型関連研究が採択された応募研究員

saitoe
yasuda
kohara

対外連絡調整グループ
契約班 リーダー 青木一正 知的財産活用支援センター長
構成員 活用推進係長
同係主席
同係主任
都立病院等
連絡調整班
リーダー 原田高幸 病院等連携支援センター長
構成員 糸川昌成 副所長
連携推進係長
都庁等連絡班 リーダー 武仲幸雄 研究推進課長
構成員 企画係長
同係主任

takenaka
aoki
harada

研究支援・広報グループ
研究支援班 リーダー 西田淳志 社会健康医学研究センター長 構成員 山﨑修道 主席研究員
機器調整班 リーダー 高松幸雄 研究技術開発室長
構成員 用度係長
庶務係主任
普及広報班 リーダー 武仲幸雄 研究推進課長
構成員 堀内純二郎 主席研究員
普及広報係長

takenaka
takamatsu photo
nishida

itokawa

新型コロナウイルスの感染拡大は、世界規模で発生した未曾有の災害といえましょう。人類はこれまでも繰り返しパンデミックを経験してきました。ローマ時代の歴史書「プルターク英雄伝」には「三密」の記載すらみられます。言い伝えや古くからの掟のなかには、感染病学的に正しい対応が含まれたものがたくさんありました。しかしながら、伝染病が目に見えないほど小さな生物によって引き起こされることが分かったのは、19世紀に細菌学が誕生して以降のことです。

都医学研は100数十名の常勤研究者を含む科学者集団です。今回、私たちは科学者の持てる力を結集し、事務局と支援部門との総力で新型コロナウイルスに立ち向かっています。東京都の研究所の強みを遺憾なく発揮して、都立・公社14病院7000ベッドという、世界最大規模の病院連携を実現し、科学の力で都民の健康と安心を守り抜こうとしています。

抗体検査班と研究支援班の合同戦略会議