社会健康医学研究センターは、2020年10月に設立された「東京感染症対策センター(東京iCDC)」に「疫学・公衆衛生チーム」として参画し、同じ疫学・公衆衛生チームの西浦博先生(京都大学大学院医学系研究科環境衛生学分野 教授)や、空間統計の専門家である柴崎亮介先生(東京大学空間情報科学研究センター教授)にご助言・ご指導をいただきながら、以下のとおり、東京都の人流データの分析を行っています。
今後、毎週、土曜日までの滞留人口の解析結果を随時更新していく予定です。
※ GPS移動パターンから職場と自宅の場所を推定した後,職場・自宅以外の15分以上の滞留をレジャー目的としてカウント
LocationMind xPopのデータは、NTTドコモが提供するアプリケーションサービス「ドコモ地図ナビ」のオートGPS機能利用者より、許諾を得た上で送信される携帯電話の位置情報を、NTTドコモが総体的かつ統計的に加工を行ったデータを使用。位置情報は最短5分ごとに測位されるGPSデータ(緯度経度情報)であり、個人を特定する情報は含まれない。
※※ Nakanishi M, Shibasaki R, Yamasaki S, Miyazawa S, Usami S, Nishiura H, Nishida A. On-site Dining in Tokyo During the COVID-19 Pandemic: Time Series Analysis Using Mobile Phone Location Data. JMIR mHealth and uHealth, 2021