2025年度 連携大学院生の声

~都医学研に来たきっかけ、これから目指すこと~

─ 研究について、ご紹介ください。

和田)鶏とマウスの大脳形成メカニズムを比較することで、大脳の進化について研究しています。発生メカニズムを抜きにして、形態進化を理解することはできません。鳥類大脳形成過程の謎を紐解くことで、大脳進化の”鍵”を発見できると考えています。

─ 医学研との出会い、そして「驚き」の体験をお聞かせください。

和田さん

和田)私が医学研の連携大学院を選んだ決め手は、研究に集中できる環境と、多様な専門性へのアクセスの良さに惹かれたからです。特に驚かされたのは分野の異なる先生でも私の疑問に真剣に答えてくださる研究所の壁のなさです。医学研究の知見を発生分野に活かせる類まれなる環境だと考えています。

─ 医学研での「やりがいを感じる瞬間」と「乗り越えた壁」を教えてください

和田)研究を面白いと感じるのは「世界でまだ自分しか知らない結果と仮説」を見つけた瞬間であり、その内容を“事実”として報告するために客観的かつ達成可能な証明方法を模索する時間が好きです。また仮説が棄却され、研究の方向性の大転換する瞬間にもやり甲斐を感じます。

─ 医学研だから得られた、あなたの「宝物」はありますか?

和田)最大の宝物は、研究に没頭する環境を支えてくれた人との縁と、異分野の先生方との交流から得た多角的な視点です。研究室の仲間、大学・研究所の支援制度と事務の皆様からの手厚いサポートに心から感謝しています。この温かく強力な支援体制の中で挑戦できる日々は、私にとって一生の財産です。

─ 未来の連携大学院生への「エール」をお願いします。

和田さん

和田)将来アカデミアで活躍したいなら、医学研は最高の舞台です。特定の分野に閉じこもらず、所内の多様な専門家と議論することで、独りよがりではない「広い視野」を持つ研究者になれます。ここで得られる経験と人脈は、将来どの大学や機関に行っても通用する、研究者としての大きな武器になるはずです。

─ありがとうございました!