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第3回TMEDフォーラム

第3回TMEDフォーラム(多摩キャンパス・医学研の研究発表会)

3月14日(水曜日)、公益財団法人東京都医学総合研究所では、都立多摩総合医療センター・都立小児総合医療センターの講堂「フォレスト」において、臨床医と基礎研究者が相互に最新の成果を発表しあう場を設け、基礎研究の成果の臨床への応用や、臨床の課題に基づく研究の展開を図るため、第3回TMED(ティーメド)フォーラムを開催しました。

当研究所では、都立多摩総合医療センター、都立小児総合医療センター、都立神経病院及び府中療育センターとの間で、従来から多くの共同研究を実施していますが、今回の開催に先立ち、昨秋から都立・公社病院等との共同研究の実施を支援する新たな仕組みの試行を開始し、既に複数の応募がありました。

フォーラム会場では、この仕組みの適用第1号となった「血管炎症候群の病態解明と新規治療の開発」について、東京都保健医療公社多摩北部医療センターリウマチ・膠原病科の杉原誠人医員による口頭発表があり、続いて、当研究所から新たな仕組みの詳細に関する説明を行いました。

さらに、首都大学東京システムデザイン学部の久保田直行教授からは、「介護・医療の現場における知能化とロボット化」について、複数の動画を含む口頭発表がありました。

引き続いて行われたポスターセッションでは、これらを含めた約30件の研究等について、会場内にポスターが掲示され、1時間弱という限られた時間の中で、発表者と来場者が活発に議論を交わす姿が見られました。

当研究所では、今後とも引き続き、都立・公社病院等との共同研究の一層の充実を図る等、日常的な取組みを進めて行きます。


※ TMEDフォーラム:Tama translational MEDical science forumの略。

写真:上から、口頭発表への質疑、 ポスター前での意見交換

写真:左(上)から、口頭発表への質疑、 ポスター前での意見交換