2020年1月23日
神経病理解析室が作成している神経病理eラーニングEssential Brain Anatomy & NeuropathologyがDigital Pathology Association、および、The International Academy of Pathology 等で紹介されました。
最近10年の間に、バーチャルスライドスキャナーでデジタル化した病理画像(Whole slide image: WSI)をモニターで観察し、診断や研究を行うデジタルパソロジー時代に突入しています。 さらに、アメリカ食品医薬品局(FDA)が2018年に、バーチャルスライドスキャナーを医療機器として承認したことにより、全世界的にデジタルパソロジーが脚光を浴びています。
そのような潮流を勢力的にリードしている学術団体のDigital Pathology Association (DPA)のウェブサイトにおいて、優秀なWhole Slide Image Repositoryとして、脳神経病理データベースの英語版(Essential Brain Anatomy & Neuropathology)が紹介されました。また、各国の病理学会の上部組織である国際病理アカデミー(The International Academy of Pathology: IAP)のウェブサイトでも、Educational Resourcesにおいて、神経病理のWhole Slide Image Repositoryとして紹介されました。さらに、国際神経病理学会(The International Society of Neuropathology: ISN)においても、ニュースとして取り上げられました。
これらのことによるインパクトは大きく、神経病理のeラーニングコンテンツがさらに周知され、利用が促進されることが見込まれます。
(デモ動画)