宇井理生・東京都臨床医学総合研究所名誉所長が、10月1日(金)に令和3年度東京都名誉都民顕彰を受賞しました。
名誉都民の称号は、社会文化の興隆に功績があった人に対して、その功績をたたえ、都民敬愛する対象として贈られるものです。
8月27日(金)東京都より令和3年度の名誉都民候補者が発表され、当研究所の宇井理生 東京都臨床医学総合研究所名誉所長を含む3名が候補者として選ばれました。東京都は、今後、9月開会予定の都議会定例会に提案し、議会の同意を得て、顕彰の予定です。
(以下、東京都公式ホームページより宇井理生 名誉所長の顕彰事由を引用)
氏は、ホルモンなどの刺激が細胞内部に情報として伝えられる仕組みを明らかにし、受容体刺激を仲介するGTP結合蛋白質を発見するなど、細胞内情報伝達研究の発展に尽力してきた。また、数多くの人材を育成し、優秀な研究者を輩出してきた。氏の功績は多大であり、公共の福祉を増進し、学術の進展に寄与する姿は、広く都民が敬愛し、誇りとするところである。