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演者 | 鰐渕 文一 株式会社ブレイゾン・セラピューティクス 代表取締役社長 CEO 大津 昌弘 株式会社ブレイゾン・セラピューティクス 研究開発部 次長 |
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会場 | オンライン(Zoom) |
日時 | 2022年3月17日(木曜日)16:00~ |
世話人 | 青木 一正 知的財産活用支援センター長 |
参加自由 | 詳細は下記問合せ先まで |
お問い合わせ |
研究推進課 普及広報係 電話 03-5316-3109 |
社会が高齢化を迎えて、超高齢社会へと急速に進む中、認知症、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症などの患者数が増加しています。さらには、多くの神経難病や中枢神経系を起因とする希少疾患についても有効な手立てがありません。 最近では、治療を目指して様々なモダリティが創出されており、マルチオミックス解析から得た情報を手がかりに、治療薬の研究開発が更に加速しています。しかしながら、中枢神経系疾患を対象とする創薬において、薬が血液脳関門(BBB)を突破して、中枢神経系へ到達できないことが大きな課題となっており、ドラックデリバリーシステム(DDS)の分野における技術革新とその実用化が望まれています。ブレイゾン・セラピューティクスは、東京大学および東京医科歯科大学の医工連携の研究成果として得られた脳送達型DDSを基幹技術とする創薬ベンチャーであり、これらの社会課題を解決するために設立されました。
本講演では、弊社が取り組むミッション、脳送達型DDSのアンメットメディカルニーズやその研究開発方針についてお話させて頂きます。加えて、研究開発の観点から、脳送達型DDSに関連した動向と弊社が目指す将来展望についても、お話させていただきます。