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演者 | 内村直尚 久留米大学 |
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開催方式 | オンライン(Zoom) |
日時 | 2024年7月5日(金曜日)15:00~ ※講演は1時間程度を予定しています。 |
世話人 | 正井久雄 所長 |
参加自由 | 詳細は下記問合せ先まで |
申込方法 |
◆オンライン(Zoomウェビナー)◆ Zoomの登録フォームから事前登録を行ってください。 こちらへ Zoom登録フォーム 登録後、確認メールが自動送信されます。確認メールには視聴用URL・注意事項等が記載されていますので、必ず内容をご確認ください。確認メールは「no-reply@zoom.us」から送信されますので、メールを受信できるよう事前に受信設定をご確認ください。 ※ 確認メールが届かない場合は、お手数ですが下記のお問い合わせ先までお問い合わせください。 |
お問い合わせ |
研究推進課 普及広報係 電話 03-5316-3109 |
高齢者では全般的に睡眠が浅く短くなり、中途覚醒が多く、睡眠が分断され、早朝覚醒を認める。一方、生体リズムという面からみた場合には高齢者では睡眠と覚醒からなる一日のリズムが多相性になり、日中の覚醒レベルが低下するために居眠りや昼寝が増加し、夜間にまとまった睡眠をとることができにくくなり、昼夜逆転を生じやすい。
また、睡眠時無呼吸症候群、レストレスレッグス症候群、レム睡眠行動障害などの睡眠障害や認知症、うつ病の併存も考えられる。
高齢者の不眠に対する治療としては非薬物的アプローチが推奨されており、床上時間を8時間以内にして十分に光を浴びる、長時間の昼寝を控える、定時の食事をとる、痒み、痛みや夜間頻尿の対策を行うなど睡眠衛生を改善することで夜間睡眠を促し、日中の覚醒水準を保つことが重要である。
薬物療法は副作用のリスクを最小限にする睡眠薬を選択し、安全性に関する十分な説明を行い投与する。また、当日は今年の2月に厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠ガイド2023」も紹介する。