演者 | 金関 貴幸 新潟大学医学部分子病理学分野 教授 |
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会場 | 対面式(講堂) |
日時 | 2025年12月17日(水曜日)13:00~14:00 |
世話人 | 丹野 秀崇 がん免疫プロジェクト |
参加自由 | 詳細は下記問合せ先まで |
お問い合わせ |
研究推進課 普及広報係 電話 03-5316-3109 |
T 細胞は MHC 提示された抗原ペプチドを絶え間なく監視し、腫瘍細胞を識別している。しかし、どのような T 細胞がどのような抗原に反応し抗腫瘍応答を発揮するのか、がんに対する免疫監視実態の理解は不十分である。
我々は MHC 提示ペプチドを網羅的に解析する技術(免疫ペプチドミクス)を確立し、これまで多様なクラスのがん抗原ペプチドを同定してきた。
本講演では、がん組織解析を通して見えてきたがん抗原ランドスケープと、とくに体細胞変異に由来するネオ抗原を対象とした完全個別化がんワクチンの開発についてお伝えしたい。