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演者 | 征矢 英昭 筑波大学体育系 教授 |
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開催方式 | オンライン(Zoom) |
日時 | 2023年7月14日(金曜日)14:00~ ※講演は1時間程度を予定しています。 |
世話人 | 正井久雄 所長 |
参加自由 | 詳細は下記問合せ先まで |
申込方法 |
◆オンライン(Zoomウェビナー)◆ Zoomの登録フォームから事前登録を行ってください。 こちらへ Zoom登録フォーム 登録後、確認メールが自動送信されます。確認メールには視聴用URL・注意事項等が記載されていますので、必ず内容をご確認ください。確認メールは「no-reply@zoom.us」から送信されますので、メールを受信できるよう事前に受信設定をご確認ください。 ※ 確認メールが届かない場合は、お手数ですが下記のお問い合わせ先までお問い合わせください。 |
お問い合わせ |
研究推進課 普及広報係 電話 03-5316-3109 |
日々快適な気分で自己実現しながら生活するには、認知機能・持久力・抗ストレス力(脳フィットネス3要素)が必要であることが明らかになってきました。なかでも認知機能の増進は要介護の軽減にもつながる認知症予防策として重要です。日本神経学会の認知症予防ガイドラインでは、非薬物療法の中で最も運動が信頼されていますが、現状では中〜高強度の運動が基盤となっており体力の衰えた高齢者や脆弱者にとっては実施や継続が課題となっています。また、未だに科学的根拠に乏しく効果が実感しづらい点があります。最近の研究で、どこでも誰にでも安全・安心に実施できる軽運動(低強度運動)を楽しく行うことで認知機能が高まることがわかりました。後期高齢者になっても軽運動を3ヶ月継続すると脳の神経機能も改善します。運動したくなる音楽(リズム)や身近な天然栄養素も単独での認知機能促進効果がみられ、運動と組み合わせることでより強い効果も見込めます。
本講では、低強度運動に音楽や栄養を併用した脳フィットネス戦略についてエヴィデンスベースで紹介します。なお、運動効果を実感できる生理・心理・行動指標の中から活力・安心に特異的なバイオマーカーについても紹介します。