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学術集会活動等 2015

「臨床診断と病理診断の乖離例をふりかえる」 第56回日本神経病理学会総会学術研究会

所属・氏名 パーキンソンプロジェクト 脳病理形態研究室 内原俊記
日時 平成27年6月5日 (金)9:45 〜 11:50
場所 九州大学医学部百年講堂1階大ホール
講演者 座長 内原俊記(提案者)、吉田眞理
  1. 一般住民における認知症病理の時代的変遷。久山町研究(九州大学医学部神経病理 本田 裕之)
  2. FTDからみた認知症の臨床診断と病理診断の乖離(きのこエスポアール病院精神科 横田 修)
  3. パーキンソン症候群における臨床診断と病理診断の乖離(東名古屋病院神経内科 饗場 郁子)
  4. 脊髄小脳変性症の臨床診断と病理診断の乖離(さいがた医療センター臨床研究部 山田 光則)
  5. 白質脳症の臨床診断と病理診断の乖離 − 脳生検施行し、その後解剖した2症例を中心に −(安城更生病院 神経内科 安藤 哲朗)
参加人数 [定員] 約568人
参加費 一般 15000円、大学院生 8000円、学部学生 無料
申込締切 当日参加可能
URL http://jsnp56.umin.jp/
概要 神経疾患の臨床診断的中率は認知症では60-70%程度、パーキンソン症候群でも80%程度に留まる現状に大きな改善がない。そこで臨床診断のエビデンスとなる病理診断に本シンポジウムでは注目する。具体的には臨床診断と病理診断が乖離した例をふりかえり、乖離しやすいのはどのような場合か?どのような点に注意すれば乖離をより少なくすることができるか?を文献を含め各演者にまとめていただく。こうして現段階での診断プロセスを具体的に最適化する方法を模索し、現行臨床診断基準の問題点も議論したい。神経病理学の成果を臨床現場に具体的に還元しながら、今後検討すべきポイントを明らかにしたい。これらを現段階でのベストエビデンスとしてまとめ、誌上からも世界へ発信する。
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