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学術集会活動等 2016

「病理からエキスパートの臨床診断をふりかえる」
第57回日本神経学会学術大会教育コース(EC-25)

所属・氏名 脳病理形態研究室 内原俊記
日時 平成28年5月20日(金)
場所 神戸国際会議場(4F room406)第19会場
講演者 オーガナイザー・司会 内原俊記
  1. 認知症の臨床診断を病理からふりかえる (アルツハイマー病を中心に):福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座 川勝 忍
  2. 孤発性パーキンソン病の臨床診断を病理からふりかえる:順天堂大学脳神経内科 髙梨 雅史
  3. PSP, CBD, MSAの臨床診断を病理からふりかえる:独立行政法人国立病院機構東名古屋病院神経内科 饗場 郁子
  4. 白質脳症の臨床診断を病理からふりかえる (PMLとLymphomaの脳生検による鑑別):安城更生病院 神経内科 安藤 哲明
参加人数 会場座席数 最大52席
参加費 会員15000円、非会員18000円、学部学生 無料
申込締切 事前登録必要
URL http://www.neurology-jp.org/sokaitiho/neuro2016/program/course.html
概要 画像や検査の発展にもかかわらず、神経疾患の臨床診断が病理診断と乖離する率は相変わらず高いが、検証の機会に乏しい。そこで本コースでは臨床診断を自ら病理学的に検証した経験の豊富なエキスパートに、両者が乖離した自験例を中心にお話いただく。神経病理を参照項とするが、臨床所見をどうとらえて、組み合わせるのが良いかという鑑別を中心とした実践的臨床推論過程が主題である。操作的手続きではとらえきれない特徴をどう臨床診断に反映できるか、注意すべき点は何か具体化する。さらに、参加者に問いかけながら鑑別上留意すべき点や限界を言語化し、エキスパートの経験を共有することを目指す。対象疾患により臨床推論パタンは異なるが、対比することで各々の診断戦略の違いはより鮮明になる。幅広い神経疾患を髙い精度で臨床診断できるポイントを、本コースを通してより多くの臨床医と共有したい。
連絡先 大会長校事務局 徳島大学大学院 医歯薬学研究部 医科学部門内科系 臨床神経科学分野
〒770-8503 徳島県徳島市蔵本町 3-18-15
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