近年、世界的な超高齢化社会の到来により、認知症患者数の増加に伴う医療・介護負担の拡大や社会への影響が懸念されている。しかし、その根本的な治療薬は未だに存在しない。本プロジェクト研究では、様々な認知症疾患の発症に関与する分子メカニズムを解明し、それに基づく新規治療法および予防法の開発基盤の確立を目指す。発症原因と考えられるタンパク質凝集体の構造解析に取り組むとともに、疾患病態を再現するモデルを作製し、そのメカニズムの解明や新規治療法・予防法の開発基盤を構築する。
プロジェクトリーダー 野中 隆
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