意義
   
   記憶情報は神経細胞・グリア細胞から構成される記憶回路で形成・保持され、適宜読み出される。本プロジェクトでは短い世代交代と高度な分子遺伝学的手法が発達したショウジョウバエを用いて記憶回路の形成過程・動作原理を明らかにし、哺乳類モデルで検証する。本プロジェクトは記憶(経験)に基づく精神活動やその原型がどのように生まれ、疾患・加齢により何故障害されるのか?を分子レベルで理解する点で意義が大きい。
   
   
   目標
   
    - 神経細胞・グリア細胞から構成される記憶回路の形成・活性化機構などの動作原理をショウジョウバエと哺乳類モデルで解明する
 
    - 記憶(経験)から精神活動の原型が生まれる仕組みを遺伝子・回路レベルで明らかにする
 
    - 加齢体・病態モデルで記憶が障害される原因を分子・遺伝子レベルで明らかにする
 
   
   
   メンバー
     
プロジェクトリーダー 齊藤 実