品質管理プロジェクト Intracellular Quality Control Project

細胞内品質管理による生体恒常性維持の分子機構

山野先生Photo

プロジェクトリーダー
山野 晃史

意義

我々の細胞内には、無数の化学反応を効率的に実行するオルガネラ構造が存在する。近年、オルガネラの品質の低下および品質管理の破綻が、老化や神経疾患発症の要因となることがわかってきた。本プロジェクトでは未知の「オルガネラの品質管理機構」を同定し、それを細胞生物学と生理学の両視点から詳細に読み解くことで、生体内の恒常性が維持されるメカニズムの本質的な理解を目指す。そして細胞内の品質管理の破綻によって生じる疾患発症機序の解明を通して、クオリティオブライフの向上を目指す。

目標

  • オルガネラの品質を管理する新しい分子機構を見出し、そのメカニズムを解明する
  • 細胞内の品質管理機構の破綻によって発症する疾患の分子機序を明らかにする

メンバー

プロジェクトリーダー 山野 晃史