意義
様々な依存性物質は、深刻な社会問題である薬物依存や幻覚・妄想の原因である一方、疼痛やうつ病などの治療薬やストレス解消のために広く用いられている。本プロジェクトでは、依存性物質の作用機序を解明し、その成果を医療応用するための研究を進めることで、依存症候群などの新たな予防法、治療法、回復法を開発し、個別化疼痛治療法などの疼痛管理技術の向上や、依存性物質関連精神神経疾患の病態解明と治療法の開発を目指す。
目標
- 依存性物質の作用機序解明に基づく依存症候群などの予防法、治療法および回復法を開発する
- 個々人の遺伝子に合った早期からの適切な疼痛治療法の改良と適応拡大を目指す
- 依存性物質が関連する精神神経疾患の病態解明と治療法の改善と新規開発を目指す
メンバー
プロジェクトリーダー 池田 和隆
- 井手 聡一郎
- 藤田 雅代
- 大岡 静衣
- 古家 宏樹
- 古田島 浩子