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糖尿病性神経障害プロジェクト Diabetic Neuropathy Project

糖尿病に伴う神経変性の機構解明と治療戦略

三五 一憲

プロジェクトリーダー
三五 一憲

意義

糖尿病患者数の著しい増加により、その慢性合併症への対策が急務となっている。末梢神経障害は合併症の中で最も出現頻度が高く、痛みやしびれ等の刺激症状が不眠や抑うつの原因となり、病期が進行すれば足切断や致死性不整脈等の深刻な事態を招く。また中枢神経系にも影響を及ぼし、認知症の発症リスクを高めることが明らかとなっている。糖尿病に伴う神経変性の機構を解明し有効な治療法を確立することにより、患者のQOL向上および健康寿命延長に貢献する。

目標

  • 糖尿病モデル動物やニューロン、シュワン細胞、血管内皮細胞の培養系等を用いて、糖尿病に伴う神経変性の機構を解明する
  • 糖尿病性末梢神経障害や認知症に対する、有効な治療法を確立する
  • 血糖降下薬のメトホルミンやGLP−1受容体作動薬の神経保護作用に注目し、末梢神経障害や認知症治療薬としての有用性を検証する

メンバー

プロジェクトリーダー 三五 一憲

  • 八子 英司