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演者 | 中島 孝 国立病院機構新潟病院/ 院長 山本 晃 R102/ 取締役 |
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会場 | 対面式(2階講堂) |
日時 | 2024年11月23日(土曜日)12:30~16:30 |
世話人 | 中山 優季 難病ケア看護ユニットリーダー |
参加自由 | 詳細は下記問合せ先まで |
お問い合わせ |
研究推進課 普及広報係 電話 03-5316-3109 |
医療の目的は患者のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上です。QOLの測定法は数々ありますが、客観的な視点で一元化する方法を、緩和ケアや難病ケア領域など治癒を目標とできない領域に適用すると、時として「死」よりも低い評価値がでて、ケアの視点を失うだけでなく、医療の配分の視点で切り捨てられる危険をはらんでいます。患者の主観的QOL評価法としての「SEIQoL」は、アイルランドで開発されましたが、代表的な患者の報告するアウトカム(PRO: Patient reported outcome)とされ、臨床研究に多く使われています。人は状況の変化に応じて生活の中で大切に考える事柄やその優先順位を変化させ評価を変えています。それをとらえることで、真の緩和ケアの実践を可能にします。
この「SEIQoL」について、本邦第一人者である中島孝先生と、アプリ開発をされた山本晃氏をお迎えして、最新システムで体験するセミナーを開催します。
参考URL https://seiqol.jp/