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付録:マスクのつけ方・はずし方


マスクはただつけるだけでは十分な効果は発揮できません。正しく着用することによってはじめて効果的な予防ができます。これからマスクの正しいつけ方とはずし方について説明したいと思います。
まず、マスクをつける前にはしっかりと手洗いを行いましょう。

1. マスクの金具部分を鼻の形に合わせる

マスク着用にあたって、ここが重要なポイントになります。不織布マスクの中には針金が入っており、自分の鼻の形に合わせて針金を折り曲げ、鼻の両脇の隙間をしっかりとふさいでください。
よく、マスクを着用はしているが鼻を覆っていない人を見かけます。鼻を覆わないでいると、マスクの効果が半減してしまいますので、必ず鼻と口の両方を同時に覆ってください。

2. マスクを顔にフィットさせる

不織布マスクは波状になっており、上下に引き伸ばすことができます。
鼻あてを片手で押さえながら、あごを包むようにマスクを下まで伸ばして顔にフィットさせてください。これにより、マスクが肌に密着するため、より防御効果がアップします。また、マスクをしながら話しをしてもずれたりしません。
このようにマスクをより自分にフィットさせるには、自分に合ったサイズのマスクを選ぶことも重要です。

3. マスクの取替え頻度と注意

不織布製マスクは原則使い捨てですが、1日1~2枚程度を目安に使用してください。
ただし、インフルエンザ感染者や咳・くしゃみをした人と接した場合、マスクの表面にウイルスが付着している可能性がありますので、もったいないと思わず、すぐに交換してください。
交換時、マスク表面にはウイルスが付着している可能性がありますので、ゴムバンドのみを触ってはずし、マスク表面には触らないように注意しましょう。

記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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