意義
ユビキチンは細胞内において、タンパク質やオルガネラの品質管理を介してその運命を決定づける因子である。我々は第3期プロジェクト期間中に、遺伝性パーキンソン病やNgly1欠損病の発症がユビキチン化の異常と密接に関係することを明らかにしてきた。
本プロジェクトでは、ユビキチン化の異常が上記の疾患を引き起こす仕組みを分子レベルでさらに解明するとともに、その知見に基づいた治療戦略の確立を目指す。
目標
- パーキンソン病発症における未解決問題の解明:特に発症部位特異性の原因を解明する
- Ngly1欠損病の発症メカニズムに基づく治療戦略を確立する
- ユビキチン化を介して損傷ミトコンドリアが除去される分子メカニズムの解明から、パーキンソン病の発症機構に迫る
メンバー
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