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- 都医学研 連携大学院説明会 - オンライン開催
公益財団法人東京都医学総合研究所は、連携大学院制度を活用して、大学院生を積極的に受け入れています。
連携大学院説明会 (修士課程・博士課程)を開催しますので、ぜひご参加ください。
日 時 | 2021年6月6日(日)13:00~ |
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開催方式 | オンライン(Zoom)5月9日に録画したものを再放送した上で、質疑応答をお受けします。 |
対象者 | 理学、工学、農学、医学、歯学、薬学、獣医学、保健学、心理学等の学部・学科等に在学する大学生や関連する専門学校生、大学院生及び既に医師として従事している方 |
定員 | 100名様(先着順) |
参加費 | 無料 |
参加条件 | 本イベントはウェブ会議システム「Zoom」を使用します。 事前に「Zoom」の「ミーティングテスト(https://zoom.us/test )」ページにて、アプリのダウンロードと音声の送受信が可能であることをご確認ください。 ※Zoomが利用できるパソコン等(必須)・ヘッドセット等(任意)は各自でご用意ください。アプリのダウンロードやパソコン等の設定については弊所ではご案内できませんので、各自でご準備をお願いいたします。 |
申込方法 | Zoomの登録フォームから事前登録を行ってください。 こちらへ 【登録フォーム】 登録後、確認メールが自動送信されます。確認メールには視聴用URL・注意事項等が記載されていますので、必ず内容をご確認ください。確認メールは「no-reply@zoom.us」から送信されますので、メールを受信できるよう事前に受信設定をご確認ください。 ※ 確認メールが届かない場合は、お手数ですが下記のお問合せ先までお問い合わせください。 ※ お申し込み1件につき、1つの端末(パソコン・タブレット・スマートフォン 等)をご使用ください。 |
申込締切 | 開催日当日の申し込みも可能です。 |
注意事項 |
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お問合せ | 事務局 研究推進課 企画係 TEL:03-5316-3107(平日 午前9時〜午後5時) E-mail:daigakuin |
主催 | 公益財団法人 東京都医学総合研究所 |
時 間 | 内 容 |
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13:00- -15:30 | 所長挨拶 連携教官による講演 連携大学院生による講演 研究室紹介 質疑応答 |
◇サムネイルをクリックすると、各プロジェクトの紹介PDFがダウンロードできます。
生命の根幹である、ゲノム複製のメカニズムを解明するために種々の生物を用いて研究を行っています。また、ゲノム上に存在する特殊な構造のDNAに着目し、染色体やゲノム機能制御の新しい原理を解明し、それを元にがんや疾患の原因解明、新規治療戦略の開発に挑戦します。研究室では、実験の技術を学ぶとともに、論理的な思考能力、実験計画立案能力、またプレゼンテーション能力の育成を目指します。DNA・染色体・ゲノム研究の最先端で研究を行いたい学生を募集します。また当研究室では国際的な研究室を目指し、多様性を重視しており、外国人学生の参加を歓迎します。
佐伯研究室では、細胞内タンパク質分解の主要な担い手であるユビキチン・プロテアソーム系の基本的な作動機構についての研究を進めています。現在、ユビキチンに依存した液-液相分離、化学ツールによるプロテアソーム分解制御、プロテアソーム変異マウスの解析などオリジナリティの高い研究テーマを進めており、いずれも将来的には関連疾患の発症機構解明やユビキチン創薬に繋がる可能性があります。研究室スタッフは比較的若く、また、国内外の多数の共同研究者と一緒に研究を進めていますので、実験技術だけではなく多様な視点での研究を学ぶことが可能です。本プロジェクトでは最先端のタンパク質分解研究を行いたい学生さんを募集します。
吉種研究室では、生命の仕組みを分子レベルで理解することを目指します。特に約24時間周期の生理リズム(circadian rhythm)を生み出す概日時計や、寿命・老化をキーワードに「時」を生み出す仕組みの理解にチャレンジしています。なぜあなたは毎日目が覚めるのでしょう。時差ぼけが起こるとき、細胞の中では何が起きているのでしょう。そして、どうして生物は老化して死を迎えるのでしょう。遺伝子、RNA、タンパク質の言葉でこれらの現象を理解したいと思います。吉種は東京大学・理学部・生物化学科から医学研に移動し、2021年4月に発足したフレッシュな研究室です。一緒に研究室を盛り上げてくれるメンバーを大募集中ですので、気軽にお声かけください。
アルツハイマー病、レビー小体型認知症、ALS等の認知症や神経疾患の発症機構を分子レベルで解明し、診断、治療に役立てることを目的とする研究を行っています。多くの認知症では、変性する部位に特徴的な異常病変が認められ、病気の発症や進行と密接に関係していることがわかっています。私たちは、実際の患者さんの脳、神経系で起こっている異常を、組織、生化学的に分析し、その変化を試験管、細胞、動物で再現するモデルを構築し、さらにどのように病態が形成されるのか病気の進行のメカニズムを解明し、進行を抑える薬剤や治療法、診断法を開発する試みを行っています。研究手法としては、分子生物学、細胞生物学、生化学、蛋白化学、プロテオミクス、免疫組織化学等です。
記憶は我々のアイデンティティを生み出す基となり、記憶を失ってしまった人は人格も、好みも変わった別人のようになってしまうことがあります。脳では記憶情報に応じた記憶回路がつくられ、これを必要な時に読み出すことが可能となっています。私たちの研究室では記憶回路がいつ、どのようにして作られ、どのような動作原理で働くのか?を明らかにしていきます。先ず分子遺伝学的手法に優れ、単純な脳構造を持つショウジョウバエを使って行動解析および細胞・回路レベルでの分子イメージングを行い、記憶回路が形成され、働く仕組みを分子の働きとして捉え、その成果を遺伝子導入・変異マウスなどの行動生理学的解析から検証します。
私たちは、被験者の方々からご提供頂いた血液を用いて、代謝産物の変化、遺伝子変異の有無やタンパク質機能などを調べることによって、統合失調症の原因解明とその予防、治療法の開発、さらには支援法の創出をめざしています。私たちは、「糖化(グリケーション)」を軸に、様々な発達疫学データも活用し、精神と身体の両分野にまたがる科学的エビデンスを集積することを進めています。患者さんが求めるニーズは、様々な社会的、経済的な要因、時代や文化的背景に応じて多様に変容しています。私たちは、精神疾患に対してどのように向き合うことが出来るのか、分子遺伝学、生化学、細胞生物学をはじめとした多面的視点から活動を行っています。
ヒトゲノムに符号化されている情報、特に遺伝子の活性を調節する機能には未解明の部分が多く残されています。ゲノム塩基配列の決定は容易になりましたが、その意味を理解することは未だに難しいのが現状です。
そこで我々は、次世代シーケンサー等を用いた網羅的な機能測定や、膨大なゲノム機能データ(ビッグデータ)解析を通じて、遺伝子制御の解析をすすめています。
データ解析を中心とした研究では大型コンピュータにアクセスできれば研究は進められますので、外出自粛になった場合でも研究を進めることは可能です。
もちろん、実験測定を中心とした研究も実施可能ですので、希望に応じてテーマを選択します。試行錯誤を楽しみながら、本当の意味では未だに読み解かれていないヒトゲノム暗号の謎に、とりくみましょう。
Motivated students for genomics, regardless Japanese or non-Japanese, are very welcomed. Don't hesitate to ask for details.