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第6回 都医学研都民講座「思春期・青年期のこころの健康と成長を支えるもの」

− この都民講座は終了しました。 −

司会 : 病院等連携研究センター長糸川 昌成

思春期というライフステージの進化的意義

総合研究大学院大学 理事・副学長 先導科学研究科 教授 長谷川 眞理子

ヒトは、非常に長い子ども期・思春期を持ちます。思春期は、おとなに育てられている子どもの立場から、社会を作る一員としてのおとなに転換する、他の動物にはない激動期です。思春期というライフステージの進化的意義についてお話しします。

思春期のこころの健康を支えるもの:東京ティーンコホート研究から

東京都医学総合研究所 心の健康プロジェクトリーダー西田 淳志

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多くの誘惑や刺激、ストレスに囲まれた現代環境の中で、思春期の若者は、思い悩んだり、時にこころの健康問題を抱えることが少なくありません。思春期のこころの健康を支えるものは何か。3000人の子どもたちの追跡研究から見えてきたポイントについてお話します。

思春期・青年期の回復力を支える仲間の力、自分を取り戻す言葉との出会い

北海道医療大学 看護福祉学部臨床福祉学科 教授向谷地 生良

世界的に知られた精神病理学者、木村敏が「治療の目標は、治ることや症状がおさまることではなく、私たちの仲間になってくれること」と言っているように、こころの危機の回復には「仲間」、つまり「気心が知れた人」の存在が大切になってきます。そして人と人とを「仲間」としてつなぐものが「言葉」です。思いや考えを伝える手段としての「言葉」の大切さを再確認し、それを取り戻す活動の一環として注目されている「当事者研究-日常生活の中から研究テーマを取り上げ、ともに研究しあう活動」を紹介します。

思春期の脳と身体の健康を支えるもの:統合失調症の新たな病態仮説から

東京都医学総合研究所 統合失調症プロジェクトリーダー新井 誠

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「思春期の脳と身体の健康を支えるもの」をテーマに、統合失調症の研究から見えてきたライフステージにおける脳と身体の回復を支える生物学的な基盤について皆さまと考えてみたいと思います。本講演では、「糖化ストレス」という切り口からも心身の健康につながる研究の一端について紹介をさせていただきます。

日時 平成28年12月9日(金)午後2時半~4時(開場午後1時半)
場所 日経ホール : 東京都千代田区大手町1-3-7
(東京メトロ千代田線・丸ノ内線・半蔵門線・東西線・都営三田線 大手町駅 C2b出口直結)
定員 抽選で500名様 入場無料
申込方法 事前申込制・往復はがきにて (1通につき2名様まで)
〒156-8506 東京都世田谷区上北沢2-1-6
東京都医学総合研究所 研究推進課 普及広報係宛
  • 住所、氏名(ふりがな):2名希望の場合は両氏名、電話番号(日中のご連絡先)、「12月9日開催、第6回都民講座参加希望」とご記入ください。
  • 応募ハガキ記入例はこちらから。

※ なお、無効となる場合がありますので、記入漏れのないようにご注意ください。

※ 要約筆記ご希望の方は、要約筆記がご覧いただけるお席にご案内させていただきます関係上、応募にあたりましては「要約筆記希望」とご記入いただきますよう、お願いいたします。

申込締切 平成28年11月28日(月) 消印有効
問合せ 普及広報係 TEL.(03)5316-3109 FAX.(03)5316-3150
主催 東京都医学総合研究所
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