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国立病院機構 東京医療センター 臨床研究センター聴覚・平衡覚研究部 部長 松永 達雄
難聴があると言葉の習得、教育や就労、そして生活のコミュニケーションがとても困難となります。現在の遺伝子検査では、生まれたこどもが難聴であった場合に、その両親の次のこどもが難聴となる可能性や症状をある程度予測できます。小児期や成人してから難聴になられた方でも、今後の症状や難聴以外の症状が起こる可能性をある程度予測できます。このような予測は、難聴の診療に活用されていますので、具体的な例を示しながらお話します。
東京都医学総合研究所 哺乳類遺伝プロジェクトリーダー 吉川 欣亮
遺伝子に異常をもつ、あるいは遺伝子を破壊した疾患モデル動物は人間の病気の発症メカニズムの解明、治療法の解明のために重要な役割を担っています。また、近年のゲノム編集技術の開発・技術革新によって遺伝病の患者さんの遺伝子変異を再現したモデル動物を短期間に作製することが可能となりました。今回は松永先生の話題を受け、難聴のモデル動物の有用性、特に、モデル動物を調べることが病態の発症と病態の予測にどのように役立つのか?その点を中心に紹介させていただきます。
日時 | 平成29年6月15日 (木) 午後2時半~4時 |
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場所 | 一橋講堂(東京メトロ半蔵門線・都営三田線・都営新宿線 神保町駅 徒歩約4分、東京メトロ東西線 竹橋駅 徒歩約4分) アクセスマップはこちら ![]() |
定員 | 抽選で500名様 入場無料 |
申込方法 | 事前申込制・往復ハガキまたは電子メールにて (1通につき2名様まで)
※ なお、無効となる場合がありますので、記入漏れのないようにご注意ください。 ※ 要約筆記ご希望の方は、要約筆記がご覧いただけるお席にご案内させていただきます関係上、応募にあたりましては「要約筆記希望」とご記入いただきますよう、お願いいたします。 ※ 応募メールを送信してから、3営業日以内に弊所からの受付メールが届かない場合は、恐れ入りますが、迷惑メールフォルダをご確認ください。迷惑メールフォルダにも不着のようでしたら、メールアドレス、本文、件名等を再確認頂き、メールの再送信をお願いいたします。 |
申込締切 | 平成29年5月29日(月) ハガキ:消印有効、メール:必着 |
問合せ | 普及広報係 TEL.03-5316-3109 FAX.03-5316-3150 |
主催 | 東京都医学総合研究所 |