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日本医科大学大学院医学系研究科 頭頸部感覚器科学分野 教授大久保公裕
花粉症の治療には、薬物療法や、手術療法、それにアレルギーの原因になる抗原を少量から投与することで体を慣らし、抗原に対する体質を変えるアレルゲン免疫療法があります。その中で唯一、アレルゲン免疫療法だけが花粉症の根治を目指せる治療法です。舌下免疫療法は免疫療法でも新しい治療法であり、その効果が期待されています。
大分大学 医学部 耳鼻咽喉科 講師児玉 悟
アレルギー性鼻炎・花粉症の治療において手術は選択肢の1つであり、保存的治療に抵抗する重症例や鼻閉型で鼻腔形態異常を伴う症例が手術の適応となる。手術は鼻閉の改善と鼻漏の改善を目的としたものに分けられ、実際には複数の手技を組み合わせて施行される。本講演では花粉症の手術療法について解説する。
東京都医学総合研究所 花粉症プロジェクトリーダー廣井隆親
近年、保険医療として導入されたスギ花粉症舌下免疫療法は、根本療法として捉えられていますが、3年間以上の長期治療にもかかわらず30~40%の患者さんには効果がありません。そこで、舌下免疫療法の作用メカニズムを明らかにし、事前に治療の効き具合を予測する技術を研究しています。講演では、これまでの研究の一端をご紹介したいと考えております。
日時 | 平成29年12月14日 (木) 午後2時半~4時 (開場午後1時半) |
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場所 | 一橋講堂 (東京メトロ半蔵門線・都営三田線・都営新宿線 神保町駅 徒歩約4分、東京メトロ東西線 竹橋駅 徒歩約4分) アクセスマップはこちら |
定員 | 抽選で500名様 入場無料 |
申込方法 | 事前申込制・往復ハガキまたは電子メールにて (1通につき2名様まで)
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申込締切 | |
問合せ | 普及広報係 TEL.03-5316-3109 FAX.03-5316-3150 |
主催 | 公益財団法人 東京都医学総合研究所 |