東京都医学総合研究所のTopics(研究成果や受賞等)

HOMETopics 2019年

TOPICS 2019

Keiji Tanaka

2019年11月20日

クラリベイト・アナリティクス社による日本のHighly Cited Researchers 2019に、当研究所の田中理事長が選出されました。

日本のHighly Cited Researchers 2019に田中理事長が選出されました

クラリベイト・アナリティクス社による日本のHighly Cited Researchers 2019に、公益財団法人東京都医学総合研究所の田中理事長が選出されました。クラリベイト・アナリティクス社は、学術情報等に関する世界的な情報サービス企業のひとつですが、同社では、科学を21分野に分けて、それぞれの分野で高被引用論文を数多く発表した研究者を表彰しています。2019年は、全世界で約6,000名、日本では98名が受賞しました。

田中理事長は、日本の分子生物学分野において選ばれた5名のうちに含まれています。その評価されている理由として、田中理事長は、特定のタンパク質を分解する酵素であるプロテアソーム(※)を発見し、その構造と機能を解明しましたが、この研究成果ががん治療において使われる分子標的薬の開発につながるため、論文が全世界の研究者から数多く引用されていることが挙げられます。

当研究所では、今後とも世界の医療の発展や都民の医療・福祉の向上に向けた研究開発を行っていきます。

(※)細胞内で不要になったタンパク質や有害なタンパク質を選択的に分解する巨大で複雑な複合体。


Highly Cited Researchers 2019について(PDF)

クラリベイト・アナリティクス社の発表内容


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