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2019年度 都医学研夏のセミナー「臨床教育コース」 「基礎・技術コース」

− この都医学研夏のセミナーは終了しました。 −

公益財団法人東京都医学総合研究所では、2019年度 都医学研夏のセミナー 「臨床教育コース」「基礎・技術コース」を開催いたします。
受講を希望される方は、下記により応募してください。

本セミナーは、病理医等のスキルアップの一環として、顕微鏡を観察した診断や病態の理解を目的とした臨床教育コースと、基礎的な実験技術と研究の方法論の実習指導を短期間集中的に行い、神経・精神・臨床医科学の現状と将来展望についての理解の向上を目的とした基礎技術コースからなります。

コーステーマ日 程
(1) 臨床教育コース 神経病理ハンズオン 2019年8月5日(月)~ 8月8日(木)
(2) 基礎・技術コース 脳機能解析のためのウイルスベクターによる遺伝子導入 2019年8月26日(月)~ 8月30日(金)

◆ 講義内容等については、各テーマの概要をご参照ください。
  講義時間は概ね9:00~17:00です(初日は9:30から)。実験等の進行状況により変動する場合があります。

(1) 臨床教育コース   − このコースは終了しました −

テーマ:「神経病理ハンズオン」

日程 2019年8月5日(月)~8月8日(木)
セミナー概要 ヒト神経疾患の病理標本を実際に手にとり実施に顕微鏡で観察するハンズオン形式の実習を通し、診断法、病態の理解などについての基本的スキルを養うことを目的とするカリキュラムです。また、脳神経病理データベースに搭載しているデジタルデータをPCによってバーチャル体験するデジタルパソロジー実習も行います。体験する標本は、脳形成異常から老年期脳障害まで幅広い疾病カテゴリーを網羅しており、短期間で多くの疾病を体験することができます。
受講者各人に1台の顕微鏡が用意される他、ディスカッション顕微鏡による個別指導、及び、バーチャルスライドによるデジタル画像データベースを活用したデジタル研修法を導入することにより、実習効率の向上を実現しています。受講者は、病理診断に関わる医師、神経系の専門医を目指す臨床医、神経疾患の病理形態学に興味のある研究者であれば、得るものが大きいと思います。東京医師アカデミーの研修医の参加も歓迎します。
(募集人数 9名)
講師名 新井 信隆(神経病理解析室)
関 絵理香(神経病理解析室)
小島 利香(神経病理解析室)
原田 一樹(防衛医大法医学准教授)
石澤 圭介(埼玉医大病理診断科准教授)
谷川 聖(北海道大学腫瘍病理助教)
参考文献
  1. 神経病理を学ぶ人のために第4版(平野朝雄著 医学書院、やや専門的、電顕写真が豊富)
  2. 神経病理インデックス(新井信隆著 医学書院、やや初学者向け、カラー写真・イラストが豊富。総論、各論で使用する図、標本の多くは本書に掲載されています)
  3. 講義・実習の際のハンドアウトは順次、開催中に配布され、各自のバインダーも提供されます。

日本神経学会(1単位)、日本病理学会(5点)、日本法医学会(3点)、日本精神神経学会(5点)の専門医生涯教育更新単位が付与される予定となっております。当所で事前に手続きが必要ですので該当者は応募用紙に○をつけてください。

レクチャー内容 (内容は、変更になることもあります。ご了承ください。)

月 日午 前午 後
8月5日(月)神経解剖・神経病理総論
デジタルパソロジー
顕微鏡の見方・染色法
神経変性疾患① (運動ニューロン疾患)
8月6日(火) 神経変性疾患②③
(タウオパチー、シヌクレイノパチ)
神経変性疾患④(TDP-43蛋白病)
神経変性疾患⑤(トリプレットリピート病)
8月7日(水) 発達障害・先天奇形脳腫瘍 フリー検鏡
8月8日(木) 中毒・脱髄・感染症頭部外傷 フリー検鏡

(2) 基礎・技術コース   − このコースは終了しました −

テーマ:「脳機能解析のためのウイルスベクターによる遺伝子導入」

日程 2019年8月26日(月)~8月30日(金)
セミナーの概要 脳機能の解析には、ウイルスベクターによる遺伝子導入により、ニューロン活性を人為的に制御することが役に立ちます。本セミナーでは、
  1. アデノ随伴ウイルスの作製、及び、
  2. 脳機能解析法(脳波測定、オプトジェネティクス等)を、
    実地実習ができます。学生、初心者の方も歓迎します。
(募集人数 若干名)
講師名 岡戸 晴生(神経細胞分化)
平井 志伸(神経細胞分化)
田中 智子(神経細胞分化)
三輪 秀樹(国立精神・神経医療研究センター)
参考文献 配布します。

レクチャー内容 (内容は、変更になることもあります。ご了承ください。)

月 日 午 前午 後
8月26日(月)遺伝子導入の概説脳機能解析(脳波測定、オプトジェネティクス、行動解析等)
8月27日(火) ウイルスベクターの作製脳機能解析
8月28日(水) ウイルスベクターの作製脳機能解析
8月29日(木) ウイルスベクターの作製
接種マウス灌流固定、観察
脳機能解析
8月30日(金) 総括総括

会場 東京都医学総合研究所 (東京都世田谷区上北沢2-1-6) アクセスはこちら
  • 駐車場はありません。
  • 昼食及び宿泊施設は用意しておりません。
応募資格
(1) 臨床教育コース :
神経疾患の病理に興味のある研究者、医師、技術者及びそれらを志向する学生が対象です。
(2) 基礎・技術コース :
研究者、医師、技術者及びそれらを志向する学生が対象です。
募集人員
(1) 臨床教育コース :
テーマ(神経病理ハンズオン)〈9名〉
(2) 基礎・技術コース :
テーマ(脳機能解析のためのウイルスベクターによる遺伝子導入)〈若干名〉
参加費 ※ 受講決定通知と共に送付された 振込先にお振込みください。

◆ 参加費は資料代などセミナー開催にあたっての必要経費の一部を、受益者負担分として徴収させていただくものです。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。また納入された参加費は、開講中止等、当研究所の事由による場合を除き、払い戻しはできませんので、ご了承ください。
受講者の区分により次のとおりです。
(1) 一般(企業) : 26,000円
(2) 医師・看護師等 : 13,000円
(3) 研究者(学校教育法に定める学校に所属する者) : 13,000円
(4) 行政関係者 : 13,000円
(5) 学生 : 5,000円

※ 学校教育法に定める学校以外に附属する研究機関は一般となります。
※ (2)、(3)、(4)の方はIDカードなど所属を証明できるもの、(5)の方は学生証を当日、受付にてご提示ください。
応募方法 ◆ 募集要項
Word版 はこちら PDF版 はこちら

◆ 応募用紙
(1)臨床教育コース : Word版はこちら PDF版はこちら
(2)基礎・技術コース : Word版はこちら PDF版はこちら

応募用紙 に必要事項を入力の上、メールにてご応募ください。
※ 応募先メールアドレス: natsusemi
※ 件名は「臨床教育コース+受講者のお名前または、基礎・技術コース+受講者のお名前」としてください。
※ メール送信後、2営業日以内に受信確認の返信メールが届かない場合、「夏のセミナー」担当(03-5316-3109)までお問い合わせください。
応募締切 (1)2019年7月5日(金)必着
(2)2019年7月26日(金)必着
受講者の決定
及び通知
応募者が募集人員を上回った場合は書類選考の上、受講者を決定します。選考の結果については、合否に関わらず、臨床教育コースは7月中旬、基礎・技術コースは8月上旬までに通知いたします。

応募先及び問合せ先

〒156-8506 東京都世田谷区上北沢2-1-6
東京都医学総合研究所 研究推進課 普及広報係 「都医学研夏のセミナー」担当まで
電話:03-5316-3109(直通)
FAX:03-5316-3150
E-mail:natsusemi
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