2026年3月17日
再生医療プロジェクトの黄嵐郁さん(研修生)が第48回日本分子生物学会にてMBSJ Poster Award 2025を受賞しました。
再生医療プロジェクトの黄嵐郁研修生(東京科学大学医歯学総合研究科博士課程)が、2025年12月3日〜5日にパシフィコ横浜で開催された第48回日本分子生物学会において、MBSJ Poster Award 2025 (ポスター賞) を受賞しました。
研究テーマは、「Isolation and Gene Expression Analysis of iPS Cell-derived Cardiac Pacemaker Cells Based on Spontaneous Beating(日本語訳:自発的拍動に基づくiPS細胞由来心臓ペースメーカー細胞の単離と遺伝子発現解析)」です。
黄嵐郁研修生は、東京大学先端科学技術研究センター・太田禎生研究室との共同研究を通じて、マイクロ流体技術を用いた心筋細胞の単離手法を確立しました。さらに、ヤマハ発動機株式会社の高精度細胞分取装置CELL HANDLERを活用し、心筋細胞の自発的拍動に基づく分取にも成功しました。今後はRNA-seq解析により、ペースメーカー細胞特異的な遺伝子発現プロファイルを解明していく予定です。
本研究成果は、iPS細胞由来心筋ペースメーカー細胞に関する新たな知見を提供するとともに、バイオペースメーカーをはじめとする再生医療用生体材料の開発への貢献が期待されます。