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開催報告

第3回都民講座 「実は身近な子ども虐待」

認定NPO法人子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク理事長(山田内科胃腸科クリニック)山田不二子


写真1 平成25年7月11日、津田ホールにおきまして平成25年度第3回都民講座が開催されました。 児童虐待の世界的なエキスパートである山田内科胃腸科クリニック副院長の山田不二子先生が、「実は身近な子ども虐待」のタイトルのもと、具体的な事例を示されながら、虐待の問題点、解決策などについて講演されました。 あいにくの猛暑で参加者が少なめでしたが、子ども虐待・ネグレクト防止ネットワークを始め多くの団体に関与され、豊富な経験をお持ちの山田先生のお話は、聴衆を惹きつけてやまないものでした。

先生ご自身が虐待防止活動に関わるきっかけとなった事例の紹介から始まり、身体的虐待、性虐待、ネグレクトがいかに深刻な問題であるか、さらには通告の重要性とポイントなど、熱く語られました。 ご来場の皆様から寄せられた質問に対しても、丁寧に答えられ理解が深まりました。 予定の時間を超過しましたが、それでも用意されたスライドの半分近くをカバーできず、今後、もう少し時間的余裕を持ってお話を聞くことができればとの声も寄せられました。

(脳発達・神経再生研究分野 分野長 林 雅晴)

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