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編集後記

編集後記

都医学研NEWS18号が皆様のお手元に届く頃は、梅雨も去り盛夏を迎え、厳しい暑さたけなわでしょうか。近年の日本列島はよく言われるように、夏と冬の存在感が強く春秋の穏やかな季節感が薄れている気がしてなりません(年間を通して冷暖房機を使用しない日々のなん と少ないことか…)。

さて、今号の巻頭特集は難病ケア看護PJの中山優季研究員の執筆です。医学研発足前の旧3研時代、私が所属していた東京都臨床医学総合研究所では、いわゆる分子生物学が研究の大部分を占めており、神経変性疾患、とりわけ難病医療疾患に関する研究については知識を持ち合わせていませんでした。そのような中、昨年、難病ケア看護PJの仕事をサポートする機会が有り、ALS等神経難病療養者への看護ケア及び療養支援を体験する、貴重な機会を得ることがありました。この時の仕事を通し、改めて難病療養者への支援の重要性を認識することができました。新体制のプロジェクトも新たにスタートしましたが、多くの都民の方々に当研究所の有益な成果が伝わる事を願ってやみません。

(T.N.)

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