| 演者 | 張 賢徳 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 所長 |
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| 会場 | ハイブリッド(講堂+Zoom) |
| 日時 | 2026年3月25日(水曜日)16:00~17:00 |
| 世話人 | 池田 和隆 依存性物質プロジェクト |
| 参加方法 | 詳細は事前に下記問合せ先までご連絡ください |
| お問い合わせ |
研究推進課 普及広報係 電話 03-5316-3109 |
演者は1991年に医学部を卒業し、「人はなぜ自殺するのか?」、「自殺を防げるものなら防ぎたい」という思いを持って精神医学の道に進んだ。当時の日本の風潮は自殺容認論や自己責任論が強かったが、その根底には「自殺は本人が決めたことだから仕方ない」という考え方、つまり自殺を理性的な行為とみなす傾向が広く浸透しているように思われた。欧米ではすでに心理学的剖検調査が行われており、精神障碍が介在する率が非常に高いことが知られていたが、日本ではそのような調査は行われていなかった。そこで筆者は1994年に都内で心理学的剖検調査を行い、精神障碍の介在する率が高いことを見出した。これを皮切りに自殺研究の道に進んだが、生物学的な研究ではなく、臨床精神医学、社会精神医学の方に進んだ。当日は、歩んで来た道を振り返りつつ、現在たどり着いている『「生きることの意味」の重要性』についてお話ししたい。