2016年11月11日
心の健康プロジェクトの中西三春研究員が三井住友海上福祉財団 奨励賞を受賞しました。
公益財団法人 三井住友海上福祉財団では「三井住友海上福祉財団賞」を設けて、過去2年間に発表された交通安全等と高齢者福祉の2部門で優れた著作と論文を表彰しています。
2016年度の高齢者福祉部門において、米国アルツハイマー病協会の雑誌 ”Alzheimer’s & Dementia” に掲載された中西三春(精神保健看護研究室 主席研究員・副室長)らの論文が「奨励賞」を受賞することとなりました。
この論文は、日本を含む8か国の認知症国家戦略を比較検証し、認知症の診断から看取りに至るケアパスを明示して、各国の政策課題を整理したものです。G8認知症サミットに関係するLancetの記事で引用され、また国際アルツハイマー病協会にも参照されるなど、国際社会の認知症施策の展開に係る重要な知見となりました。
公益財団法人 三井住友海上福祉財団のウェブサイトにてニュースリリースされました。
http://www.ms-ins.com/news/fy2016/pdf/1111_1.pdf