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オミックス科学をはじめとする理研技術の医療応用

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演者 林崎 良英
理化学研究所 予防医療・診断技術開発プログラム (プログラムディレクター)
会場 東京都医学総合研究所 2階講堂
日時 平成30年9月14日(金)16:00~
世話人 正井 久雄 (東京都医学総合研究所 所長)
参加自由 詳細は下記問合せ先まで
お問い合わせ 研究推進課 普及広報係
電話 03-5316-3109

講演要旨

理化学研究所 予防医療・診断技術開発プログラム(PMI)は、1995年にスタートした理研ゲノムプロジェクト(完全長cDNAプロジェクト、FANTOMプロジェクト)と国際FANTOMコンソーシアムを主催したゲノム科学総合研究センターとそれに引き続くオミックス基盤研究領域(OSC)を母体として、スピンアウトした理研横断型の企画推進センターです。PMIはオミックス解析や様々な生体分子計測などの理研のシーズを用いて医療と企業のニーズを満たすため、様々な企画立案とプロジェクトの推進を目的とした活動を行っております。またオミックス解析のみならず、理研が有する広大な自然科学のシーズを医療に生かす企画を数多く生み出しており、実際の医療に還元、社会実装するプロジェクトを推進しております。

特に、我々のグループが国際FANTOMコンソーシアムを結成し推進してきたFANTOMプロジェクトは、CAGEなどの理研独自の技術を開発し、それらを基盤としたオミックス解析システムを作り上げてきました。さらに、これらにより得られた完全長cDNA、プロモトーム、転写ネットワーク、エンハンサロームのデータベースは、疾患の理解に新しい切り口を与える重要な情報であり、国際標準データベースを確立してきました。これらの技術を使って、ガンの予後診断をはじめとする臨床に役立つ新しいバイオマーカーの探索や、さらに、それらのマーカーをオンサイトで診断する核酸POCTシステムを開発してきました。理研の様々な技術を用いて作られた各種生体情報センサー類から得られる臨床情報の解析も行っており、多くの臨床領域で、貴研究所との「都民ファースト」を目標とする東京都の医療に資する共同研究の可能性を積極的に模索したいと考えております。

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